Coincheckの今後と仮想通貨 #2 2018年01月29日
皆さんこんにちわ!!
僕は今バンクーバーに居るので夕方ですが、日本は朝10時程でしょうか。
Coincheckの騒動があってから2,3日経ちましたが、まだ投資家の間では不安が残りますね。。。。
しかも、日本のニュースが見られないことに加え、日本の情報が手に入りにくいので、日本の仮想通貨市場はますます目が離せない状況です。
さぁ、今回もCoincheckの騒動と今後についてお話していきたいと思います。
・Coincheckの補償
最初はCoincheckが発表した補償についてみていきましょう。
前回の記事では、補償についてはまだ分からなかったので書かなかったのですが、Coincheckが発表しましたね。
1月26日に不正送金されたNEMの補償について
総額 : 5億2300万XEM
保有者数 : 約26万人
補償方法 : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。
算出方法 : NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifのXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。
算出期間 : 売買停止時(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間)
補償金額 : 88.549円×保有数
補償時期等 : 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。
僕はこの発表を見たとき、対応としては決して悪くない!と思いました。
なんせ最初は返ってくるのか?などの不安があったわけですからね。
まだ時期や方法が未定であるので、完全に安心とは言い切れませんが、いい対応をしたと思います。
あ、ちなみに税金については、JPYで補償される場合についても、NEXで補償される場合についても同じくかかります。
とりあえずは、今後の発表に期待ですね。
・金融庁からの業務命令
早期に、事案の事実関係と原因究明、お客様の保護、システムリスク管理態勢にかかる経営管理態勢の強化ならびに、実効性あるシステムリスク管理態勢の構築及び再発防止策の策定を進めていく
と、このように述べてますね。
ちなみに、金融庁から出た業務命令の内容は、下のようになっております。
➀ 本事案の事実関係及び原因の究明
➁ 顧客への適切な対応
③ システムリスク管理態勢にかかる経営管理態勢の強化及び責任の所在の明確化
④ 実効性あるシステムリスク管理態勢の構築及び再発防止策の策定等
⑤ 上記1から4までについて、平成30年2月13日(火)までに、書面で報告すること。
今のところ、Coincheckは、真摯にこの騒動に対応していると思います。
・最後に
ただ一つ僕が気になるのは、今回の騒動前にCoincheckの社長が自分の資産を逃がしていたこと。
一部でささやかれていますが、計画倒産の可能性もあるのではないか?ということです。
あくまで可能性の話です。
僕はCoincheckが好きなので、これからも応援していきたいです。
ぜひ、多くの投資家の方が納得する処置を出来るだけ早くしてほしい限りですね。
やはり、今後もCoincheckの動向から目が離せないですね!!!
ではまた次回!!!